2019年、世間に衝撃を与えたニュースのひとつに、「老後2000万円問題」があります。
これは金融庁の金融審議会がまとめた資料の中に、収入を年金のみに頼る無職世帯の夫婦が夫65歳、妻60歳から30年の人生があるならば、2000万円の老後資金が不足するという報告からです。
ただし、同報告書の中には、不足額は各々の収入・支出の状況やライフスタイル等によって大きく異なるとの記述もあります。
この報告で注目していただきたいのが、「無職世帯」での試算であることと、ライフスタイルによって不足額は異なるということです。
このブログを見てくださっているあなたは、おそらく次のライフステージを考え、この「2000万円問題」へ真っ向から立ち向かうことを考えていらっしゃることと思います。
しかしながら、そこに進むためには、まだ問題が山積みではないでしょうか?
そこで、最初に問題の棚卸をしてみましょう。
あなたが次のライフステージに進むための問題は?
(実際に問題の棚卸をなさってみてください。)
- 今の仕事を辞めなければならない。
- 副業が禁止されている。
- 家族の理解や協力が得られるか心配。
etc…
少し考えるだけでも、次から次へと出てきます。
これを理由に止めることもできます。
自分が諦める理由にできます。
そして、諦める要素になります。
それでも進む準備はできましたか?
それならば、まず次のステージに進むと決めた、あなた自身をほめてください!
そして次に意識を変えてください。
かつてのわたしもそうであったように、「努力している姿が恥ずかしい」とか「自分の年齢からでもできるだろうか」、「必ず成功しなければ!」という思いを捨ててください。
さて、次に進むための最大の味方であり、強さとなるのが「マインドセット」です。
人やものが変わらない、変えられなくても、あなた自身は変われます。
・受けてきた教育
・経験
・価値観
・先入観
・時代背景になぞられた考え方
・信念
・判断基準
などです。
また、マインドセットには「成長型」と「停滞型」という、相反する2つの型があります。
・「成長型マインドセット」の人は、「まだできていないだけ」という捉え方で、失敗しても挑戦し、試行錯誤を続けることができます。
・「固定型マインドセット」の人は結果に対して「失敗に否定的」で、困難に直面すると逃げ出したり、ズルをしたりするそうです。
成長型マインドセットを育てるには
- 目標や望む姿を言語化する。
- 言語化した内容を記録する。
- 記録した内容をすぐに実行する。
- 実行した内容に対しフィードバックをもらう。
- 目標に沿って軌道修正をする。
この行動を繰り返すことにより、成長型マインドセットを育てることができます。
成長型マインドセットを持つことで、あなた自身が変わることが、次のライフステージに進むための最初の一歩になるのです。